『うみねこのなく頃に』の感想(ファーストインプレッション)

2007年9月 7日 01:44 『うみねこのなく頃に』の感想(ファーストインプレッション)

はー。
密かに8月1日から毎日欠かさずブログを更新して行こうと思ってたんですが、あっさりとその目標は挫けてしまいました。残念。
先月後半の仕事の凶悪な忙しさに負けて、丸々二週間もサボってしまいましたですよ。

その間に東京に出張に行ってきたり、自社開催のMovable Type 4のセミナーをやったりとか、色々あったんですが、今のところあえてその辺はスルーしときます。

というわけで、今日はもうすでに、いつ読了したのかすらよく覚えていませんが『うみねこのなく頃に』の感想を軽く書こうと思います。

以前にも書きましたが、『うみねこのなく頃に』は『07th Expansion』という同人サークルが制作しているノベルゲーム(ゲームと言っていいのかどうか微妙ですけど)です。

「孤島の洋館で起こる連続殺人事件の真相を暴け!」という、所謂推理モノの読み物ですね。
ただ、普通の推理小説なんかとは違って、物語のラストで名探偵が真相を暴いてくれたりはしません。
ただひたすら館で悲惨な殺人事件が起こって、オシマイ。
「真相は読者であるあなたが暴いてください」というタイプの読み物です。なので、作品内には特にゲーム的要素はありませんが、推理ゲームであると言えますね。

既に「うみねこ 推理」なんてキーワードで検索すると、Web上では沢山の人がブログや掲示板で様々な推理を展開しています。

僕もそのうち、じっくり考える時間があったら(あるのかな......)ここで自分の推理なんかも書いてみたいですね。

さて、孤島の洋館が嵐で孤立して連続殺人事件が起きて......とお約束な推理要素満載の本作品なんですが、前作である『ひぐらしのなく頃に』という作品も、同様の形態を取った推理ゲームとして売り出されていました。
これも前にも書きましたが、『ひぐらし』はそのホラー要素とミステリ要素がネット上で凄まじい話題と反響を呼び、同人ソフトであるにも関わらず、その後、漫画化・アニメ化・小説化されるわ、PS2版のゲームが発売されるわ、実写映画化も決定するわ(多分今撮影中なのかな?もう撮影終わったかも)、その他にも商業の関連商品多数という、個人の趣味で制作された作品としては正にバケモノ級の人気と影響力とコンテンツ力を誇る作品です。

ただ、その反面、「ミステリ要素」はあったものの、最終的なネタバラシをしてしまうと、推理ゲームとしてはお世辞にも出来が良かったとは言えなかったんですね。
連作形式であるが故の後付設定の連発であったりとか、張られたままで回収されない多くの伏線や謎であったりとか。あるいは後半で明らかにされる、非現実的なぶっとんだ展開であったりとか。
エンターテイメントとして、非常に良い作品であったものの、所謂「本格推理」的な小説を好むような人たちからは、特にそのオチに批判が集まっていたようです。

そんな前作の経験を踏まえたのか、本作『うみねこ』ではそういう「本格推理」的なものに対して、凄く予防線を張っているというか、「今度はボロを出さないぞ!」という意気込みがとっても伝わってきました。
なんというか、数年間に渡る『ひぐらし』の連載中に「本格推理」派から受けた批判に対して、これでもかというぐらいの理論武装をしているというか。そんな印象を受けました。

だからと言って、今回は「本格推理」的な思考で謎が解けるのかどうか、というと、作者がしっかりとでっかい逃げ道を作っちゃっているので、「もしかしたら今回もまた後半でぶっとんだ展開が待ってるかも......」という疑念が拭えない。
というか『ひぐらし』で「やらかしちゃった」という事実を、うまく読者へのミスリードに利用している感じですよね。うまいなぁ。結局ミスリードじゃないかもしれないけど(疑心暗鬼)。

物語自体は、ちょっとおとなしめというか『ひぐらし』と比較すると地味な感じですね。淡々と殺人事件が起こっていく感じ(殺人事件が淡々とっていうのもアレですけど)。
『ひぐらし』の第一話である『鬼隠し編』をはじめて読んだ時に受けた凄まじい衝撃や恐怖と比較すると、ちょっと小奇麗にまとまり過ぎていて、勢いのようなものが感じられなくて物足りない、という印象は拭えません。

その反面、『ひぐらし』で前面に押し出されていた「萌えオタ的要素」が(ひぐらしと比較して)全然感じられないところは、万人受けして良いかもですね。
僕自身もあんまり「萌え」を強調されるのはちょっと厳しいものがあるのでありがたいです。

今回の『うみねこ』も、前作『ひぐらし』と同じく連作形式なんですが、何作くらい続くんでしょうね。
次回作がどういう展開になるのか、非常に楽しみです。

それと、志方あきこさんの歌う主題歌は、やっぱり超名曲でした。
最高。

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ケータイメールで鬼ごっこ

2007年8月15日 23:59 ケータイメールで鬼ごっこ

今日は僕のクライアントであるM社のI社長と打ち合わせのために大阪へ。
世間はお盆休み真っ盛りですが、うちは無休。クライアントさんもサービス業をされてるところなんかは、当然稼ぎ時ですから休みはないですね。

でも、大抵の人はやっぱりお休みのようで、いつも忙しそうにしてる僕の十年来の悪友SとUが盆休みということで、夕方から久々に飲みに行く約束をしていました。

京都・神戸・大阪と、三人バラバラなところに住んでいるので、今日は僕が仕事で大阪に出ていることもあって、大阪で飲もう、ということだけ決まっていた状態でした。
その後、Sからの連絡で「18時に梅田で」ということに。

「で、梅田のどこで待ち合わせだよ(笑)」と思ったけど、まあみんないい加減なので、そのうち会えるだろうとか適当な感じで仕事を終えて、17時頃には梅田に着いていました。

待ち合わせ時間まで、ヘップファイブのスターバックスで時間を潰していたら、Uからメールが。
曰く「待ち合わせ場所が曖昧なので、鬼ごっこ形式で集合しよう」とのこと。

こういう馬鹿っぽいことばっかりやってた10年前を思い出して、思わずニヤニヤしつつ同意。
ルールは以下の通り。

  • 鬼は、待ち合わせ場所を「梅田」なんていう広い範囲に指定してしまった責任を負ってSがやる
  • Sに見つかる前に、僕とUが合流できたら鬼の負け
  • 僕とUが合流する前に、どちらかがSに見つかってしまったら鬼の勝ち
  • 僕とUとの連絡は全てケータイのメールで行ない、そのメールは常に鬼のSにも同時に送ること
  • 1メールにつき、自分の居場所に関するヒントは1つのみ

こんな感じで、飲み代をかけて30歳前後のおっさんが三人、梅田で鬼ごっこを開始。

僕とUの双方が常に移動していると、メールでのヒントも曖昧になって合流が難しそうだったので、Uをうまく僕のいるヘップファイブのスターバックスに誘導する作戦でいくことにしました。

Uはうまく僕の居場所を察してくれましたが、お互いにヒントを出しすぎて、Uが鬼のSにヘップファイブに入ってすぐに見つかってしまい、ゲームオーバー。
残念ながら負けてしまいました。

けど、これはなかなか面白い遊びでしたね。30代前後のおっさんがやることか、というのはありますが(笑)。
ケータイメールというツールが、完全に定着したからこそできる遊びですね。
10年前、彼らとよくツルんでいた頃は、携帯電話は持っていたけど、まだメール機能は一般的じゃなかった気がします。
その代わり、ポケベルがあったかな?

そう考えると、この10年の技術の進歩はやっぱり凄まじいなぁと思いますね。
今だったら、ケータイのGPS機能とかを使って、さらにもっと面白い遊びもできそうな気もします。

何か考えてみようかな?

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同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』が実写映画化だってさ

ひぐらしのなく頃に』がとうとう実写映画化までされちゃうらしい。
どこまでメディアミックスする気だー。凄いなぁ。

僕自身は、もともとたった2時間程度の尺で無理矢理に起承転結をつける、映画という媒体自体にあまり魅力を感じない上に、原作つきの実写の邦画という時点で魅力は地に落ちた感じなので、よっぽどのことがない限り見たいとは思わないですが、素人が作り上げた作品が世に受け入れられて、ここまで様々な媒体で発表される、という事実には、本当に心の底から凄いと思える。

次はTVドラマかな?

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『うみねこのなく頃に』の主題歌に志方あきこさんとか、もう完全に同人ゲームの域を超えてるな

もうすぐ『うみねこのなく頃に』という同人ゲームが発表されます。

制作は『07th Expansion』というサークルさんで、前作『ひぐらしのなく頃に』は、そのホラー要素とミステリ要素がネット上で凄まじい話題と反響を呼び、同人ソフトであるにも関わらず、その後、漫画化・アニメ化・小説化されるわ、PS2版のゲームが発売されるわ、その他にも商業の関連商品多数という、個人の趣味で制作された作品としては正にバケモノ級の人気と影響力とコンテンツ力を誇る作品です。

僕自身もニ・三年前に友人に薦められて、その独特の絵や、テキストの随所に散りばめられた、いわゆる「萌えオタ」系のノリにちょっと抵抗を感じつつも試しにやってみて、第一章『鬼隠し編』を読了した時にはもう完全に『ひぐらし』の魅力の虜になっていました。

それこそ寝る間も惜しんで『ひぐらし』の推理に夢中になっていた程なんですが、去年の夏に発表された最終章『祭囃し編』の内容に失望してしまい(その割に、ひぐらしのコミック版は全巻揃えてたり、PS2版のゲームも買ったりしてましたが)、今年の夏に出る新作『うみねこのなく頃に』の購入は、しばらく様子見の予定でした。

ところが、昨日公開された『うみねこ』のオープニングムービーを見てみたら、なんかいきなり凄く聞き覚えのある歌声が……。

「え?まじで?」とか思いつつ、ムービーのクレジットを見たら、しっかり「志方あきこ」って書いてある。

もう本気でびっくりですよ。ええ。

志方あきこさんはプロの歌手・作曲家さんで、何年か前、まだメジャーデビューされる前に、たまたま志方さんのサイトで試聴した『ロマの娘』という超神曲を聴いて以来、大ファンなんですよ。
志方さんが作る曲のメロディラインやコーラスは、僕の大好物です。

しかしまさか同人ソフトで、avexという超メジャーな会社に所属するアーティストを起用するとは……、志方さんも数年前まではインディーズだったことを鑑みても、やっぱり凄いなぁ。
何と言うか、DSでドラクエ9が発売されるという発表を聞いた時と同種の驚きを感じました。

ひぐらしの超大ヒットぶりを見ていれば、経済的な面で言えばプロの歌手・作曲家さんを起用したこと自体には何の不思議もないんですが、個人の制作するゲームの主題歌のためにavexと交渉できるという事実が凄い。
改めて『ひぐらし』の凄さを思い知った気がします。

で、肝心の志方さん作曲の主題歌ですが、もろに僕の好みなメロディのアップテンポな曲。いいですねー。
少々、志方さんの過去の名曲『花帰葬』と構成やテンポ、コード進行とか色々と似すぎていて目新しさがないので、初めて『ロマの娘』や『花帰葬』を聴いたときのように鳥肌が立つほどではなかったのが残念はありますが、それでもやっぱり凄く良い曲。

この曲のせいで、購入は様子見のつもりだった『うみねこ』をさっきネット通販で予約してきてしまいました。
我ながらまんまとプロモーションに釣られてます。
『ひぐらし』のキャッチコピーなんかでも言われてたけど、07th Expansionの竜騎士07さんは自分の作品のプロモーションがめちゃくちゃうまいなぁ。
2chやニコニコ動画での反応を見てみても、やっぱり様子見だった人が結構購入に動いている様子。
僕と同じようなこと考えていた人が多かったのかもしれませんね。

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