世界遺産ナスカ展を見に、京都文化博物館に行ってきました

2007年9月10日 06:00 世界遺産ナスカ展を見に、京都文化博物館に行ってきました

昨日は、以前から電車の中吊り広告で見て行きたいと思っていた世界遺産ナスカ展―地上絵の創造者たちを見に、京都府京都文化博物館まで行ってきました。

入場が17:30まで、閉館が18:00だと言うのに、神戸を出るのがちょっと遅くなってしまった上に、阪急烏丸駅に着いてから博物館まで迷ってしまって、結局着いたのが17:20頃。ギリギリでした。orz
何故か京都に着いた途端、携帯のネット接続ができなくなってしまって、いつもはじめて行く場所に向かうときに世話になりまくっている、携帯のEZナビウォークが使えなかったのが痛かった......。
方向音痴なんで、アレが使えないとどこにも行けないんですよ。はい。

というわけで、入場してから40分程で、結構広い会場の展示を全部廻らなきゃいけなかったわけです。
さらに、でっかいスクリーンで上空からナスカの地上絵が見られるバーチャルシアターの最後の上映が17:45頃とのことだったので、実質25分でそれ以外の場所を廻らなきゃいけなくなっちゃいました。
もうちょっと早めに出るべきだったなぁ、と後悔。

結果として、かーなり駆け足で見て廻りましたが、凄く興味深い展示がたくさんありました。

僕自身、今回の展示のメインであるナスカを含む、アンデス文明に関連する知識って、今まであんまりなかったんですよね。
なので凄く新鮮でした。

暖色を基調にした各種土器のデザインは、何となくコミカルな感じで、色がくっきりとしていて綺麗だったし、土器に描かれる人の顔がなんだか可愛くて、現代の日本でもちょっと脱力系の4コママンガとかにも出てきそうな感じがしました。

シャチが海の神様的存在とされていて、色んなところでシャチをモチーフにしたデザインが出てきていたのが意外でしたね。
やっぱりナスカというと、広大な大地に描かれたどでかい地上絵のイメージが強いので、あまり海に関する文化のイメージがなかったせいかな?
実際には、ナスカの文化が栄えていたのは今のペルー南部の海岸沿いだったんですね。
シャチが畏怖の対象となるくらいだから、相当海に密着した生活をしていたんでしょうね。認識が改まりました。

それと、今回の展示で一番インパクトが強かったのが、こどものミイラでした。
数ヶ月前に、ミイラと古代エジプト展を見てきましたが、今回のミイラの方が生々しく感じましたね。

ナスカにしてもエジプトにしても、死体をミイラにするという文化は、やっぱり乾燥しやすい砂漠地帯だからこそ生まれるものなんでしょうか。
他にも中国の方でも同様にミイラの文化があったそうですが、全然距離も時代も離れている文明の間で、同様の文化が生まれるというのは、やっぱり興味深いですよね。

文化といえば、ナスカでは子供が幼いうちに、頭に板をきつくしばりつけておいて、頭蓋骨の形を変形させるというファッション的な文化があったそうで。
ファッションではなく宗教的な意味合いが強いのかもしれませんが、人間の美的感覚のようなものは、時代や場所と共に大きく変化するんだなぁと、しみじみ思いました。
もしかしたら今から何百年後とかには、「2000年前後の時代には耳たぶに穴を開けて装飾品をつけるという痛々しい文化があったらしい」とか言われたりするんだろうか。(でもピアスはもっと大昔からあるのかな?)

前述のナスカの地上絵のバーチャルシアターは、かなり良かったです。
実際にナスカ上空を飛行機で飛んだとしても見ることはできないだろうと思えるような、様々な位置から色んな地上絵を見ることができて、実際にどれくらい地上絵がでかいのかが体感できました。

地上絵と言えば、昔から所謂トンデモ的な説が大好きだったので、「ナスカの地上絵は当時宇宙人が云々」みたいな話はよく本とかで読んでいたんですが、実際に考古学者さんたちが、地上絵に対してどういう見解を持っているのかは、全然知らなかった気がします(^^;
宗教的な意味を持つものとか、地下水の位置を示すものだとかという説が主流っぽいですね。
理由が何にせよ、実際に上空からしか全体図を確認できない程の巨大な幾何学模様や複雑な絵を大地に描くことができた当時のナスカの人々の知識や技術、行動力には、本当に驚かされます。

エジプトのピラミッドなんかもそうですが、「当時の人々の知識ではこんな精密なものが作れるわけがない」みたいな話がよく出てきますよね。
でも、当時の人々の中でそういった偉大なものを残す作業における指導者的な存在の人っていうのは、その文明で一番のインテリな存在なわけで、多分天文学とか地理とか生物とか、その辺の限られた分野に関しては現代の一般人よりもはるかに知識豊富なんじゃないかな。
現在人は夜空も見ないし、自然も眺めないし、生き物と命のやり取りもしないもん。
そんな現代人よりも文化的に水準が低いからといって、それがイコール知識や技術がない、ということにはならないと思うなぁ。

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php.iniの設定を.htaccessで変更する。

PHPスクリプトの各種挙動に関する設定は、php.iniという設定ファイルによって、Webサーバー単位で管理されています。

複数のユーザーが利用しているレンタルサーバーの場合、各ユーザーが自分の都合によってphp.iniの設定を書き換えるようなことは、基本的にはできません。

そういうケースで、各ユーザーがphp.iniの設定とは異なる設定で、PHPを動かしたい場合、.htaccessを利用することで、それが実現できます。

PHPを置くディレクトリの.htaccessに、

php_flg なんとかかんとか on

とか、

php_value うんともかんとも ほげ

とかやります。

今までに世話になった項目としては、以下のようなものがあります。

php_flag magic_quotes_gpc Off

PHP側で、フォーム等から入力された引用符(ダブルクォーテーション「"」やシングルクォーテーション「'」)に対して、自動でバックスラッシュ「\」を頭につけてエスケープする処理が効いていた時に、その設定をオフにするために使いました。

php_flag output_buffering Off
php_value default_charset EUC-JP
php_value mbstring.language Japanese
php_flag mbstring.encoding_translation On
php_value mbstring.http_input auto
php_value mbstring.http_output EUC-JP
php_value mbstring.internal_encoding EUC-JP
php_value mbstring.substitute_character none

基本的に文字コードeucでPHPを動かすことが多かった頃、そのレンタルサーバーのデフォルトの文字コード設定がeucではなかったために、フォームから受け取った文字が化けまくった際に、この辺を指定したら直ったことがありました。

php_flag display_errors On

PHPのエラー表示機能がオフになっている設定のサーバーで、デバック時だけエラーを出したい、なんて時に頻繁に世話になります。

今回は以上で。
またネタに詰まった時にでも、続きを書きます。

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MySQLにdatetime型で保存したデータをUNIX TIMEで取り出すUNIX_TIMESTAMP関数

MySQLでデータを取り扱う際、日付・時刻関連のデータはdatetime型で管理するようにしています。
(余談ですがPostgreSQLではtimestamp型を使っているので、MySQLをはじめて使ったときに、何も知らずに同じようにtimestamp型を使って痛い目にあった経験があります......)。

datetime型で保存したデータは「YYYY-MM-DD hh:mm:ss」という形になるわけですが、いざこのデータをperlやPHPで取り扱う、となった際に、そのままの形だと単なる文字列なので、比較処理や加算・減算なんかをする時にちょっと面倒なんですよね。
一度UNIX TIME(1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数)に戻してから処理をするのが一般的です。一手間かかるわけですね。

しかし、MySQLには非常に便利な「UNIX_TIMESTAMP」という関数があって、あっさりとその問題を解決できます。

例えば、テーブル「customer_data」から、顧客の生年月日を格納したフィールド「birthday」のデータを取り出す際、通常なら、

select birthday from customer_data;

という風にやるわけですが、これだと取り出したデータは「1976-05-06 12:34:56」みたいな感じになってます。

そこでUNIX_TIMESTAMP関数を使って、

select unix_timestamp(birthday) as u_birthday from customer_data;

とやると、取り出したフィールド「u_birthday」のデータは「200201696」という感じで、1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数(この例の場合は1976年5月6日 12:34:56までの経過秒数)になります。

逆に、UNIX TIMEで保存したデータを、datetime型に変換するための「FROM_UNIXTIME」という関数もあります。

こちらは、「200201696」のような形で保存されているデータを取り出す際に、

select from_unixtime(u_birthday) as birthday;

とやれば、「1976-05-06 12:34:56」という風に変換されて出てきます。

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『うみねこのなく頃に』の感想(ファーストインプレッション)

はー。
密かに8月1日から毎日欠かさずブログを更新して行こうと思ってたんですが、あっさりとその目標は挫けてしまいました。残念。
先月後半の仕事の凶悪な忙しさに負けて、丸々二週間もサボってしまいましたですよ。

その間に東京に出張に行ってきたり、自社開催のMovable Type 4のセミナーをやったりとか、色々あったんですが、今のところあえてその辺はスルーしときます。

というわけで、今日はもうすでに、いつ読了したのかすらよく覚えていませんが『うみねこのなく頃に』の感想を軽く書こうと思います。

以前にも書きましたが、『うみねこのなく頃に』は『07th Expansion』という同人サークルが制作しているノベルゲーム(ゲームと言っていいのかどうか微妙ですけど)です。

「孤島の洋館で起こる連続殺人事件の真相を暴け!」という、所謂推理モノの読み物ですね。
ただ、普通の推理小説なんかとは違って、物語のラストで名探偵が真相を暴いてくれたりはしません。
ただひたすら館で悲惨な殺人事件が起こって、オシマイ。
「真相は読者であるあなたが暴いてください」というタイプの読み物です。なので、作品内には特にゲーム的要素はありませんが、推理ゲームであると言えますね。

既に「うみねこ 推理」なんてキーワードで検索すると、Web上では沢山の人がブログや掲示板で様々な推理を展開しています。

僕もそのうち、じっくり考える時間があったら(あるのかな......)ここで自分の推理なんかも書いてみたいですね。

さて、孤島の洋館が嵐で孤立して連続殺人事件が起きて......とお約束な推理要素満載の本作品なんですが、前作である『ひぐらしのなく頃に』という作品も、同様の形態を取った推理ゲームとして売り出されていました。
これも前にも書きましたが、『ひぐらし』はそのホラー要素とミステリ要素がネット上で凄まじい話題と反響を呼び、同人ソフトであるにも関わらず、その後、漫画化・アニメ化・小説化されるわ、PS2版のゲームが発売されるわ、実写映画化も決定するわ(多分今撮影中なのかな?もう撮影終わったかも)、その他にも商業の関連商品多数という、個人の趣味で制作された作品としては正にバケモノ級の人気と影響力とコンテンツ力を誇る作品です。

ただ、その反面、「ミステリ要素」はあったものの、最終的なネタバラシをしてしまうと、推理ゲームとしてはお世辞にも出来が良かったとは言えなかったんですね。
連作形式であるが故の後付設定の連発であったりとか、張られたままで回収されない多くの伏線や謎であったりとか。あるいは後半で明らかにされる、非現実的なぶっとんだ展開であったりとか。
エンターテイメントとして、非常に良い作品であったものの、所謂「本格推理」的な小説を好むような人たちからは、特にそのオチに批判が集まっていたようです。

そんな前作の経験を踏まえたのか、本作『うみねこ』ではそういう「本格推理」的なものに対して、凄く予防線を張っているというか、「今度はボロを出さないぞ!」という意気込みがとっても伝わってきました。
なんというか、数年間に渡る『ひぐらし』の連載中に「本格推理」派から受けた批判に対して、これでもかというぐらいの理論武装をしているというか。そんな印象を受けました。

だからと言って、今回は「本格推理」的な思考で謎が解けるのかどうか、というと、作者がしっかりとでっかい逃げ道を作っちゃっているので、「もしかしたら今回もまた後半でぶっとんだ展開が待ってるかも......」という疑念が拭えない。
というか『ひぐらし』で「やらかしちゃった」という事実を、うまく読者へのミスリードに利用している感じですよね。うまいなぁ。結局ミスリードじゃないかもしれないけど(疑心暗鬼)。

物語自体は、ちょっとおとなしめというか『ひぐらし』と比較すると地味な感じですね。淡々と殺人事件が起こっていく感じ(殺人事件が淡々とっていうのもアレですけど)。
『ひぐらし』の第一話である『鬼隠し編』をはじめて読んだ時に受けた凄まじい衝撃や恐怖と比較すると、ちょっと小奇麗にまとまり過ぎていて、勢いのようなものが感じられなくて物足りない、という印象は拭えません。

その反面、『ひぐらし』で前面に押し出されていた「萌えオタ的要素」が(ひぐらしと比較して)全然感じられないところは、万人受けして良いかもですね。
僕自身もあんまり「萌え」を強調されるのはちょっと厳しいものがあるのでありがたいです。

今回の『うみねこ』も、前作『ひぐらし』と同じく連作形式なんですが、何作くらい続くんでしょうね。
次回作がどういう展開になるのか、非常に楽しみです。

それと、志方あきこさんの歌う主題歌は、やっぱり超名曲でした。
最高。

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