「黒祠の島」 - 小野不由美

2009年3月19日 22:14 「黒祠の島」 - 小野不由美

今日は旧ブログから、読書感想文を転載。

というわけで、以下、旧ブログの文章そのままです。
5年前の感想なので、今読むとまた印象が違うかもですね。


読了前

先週の金曜日、仕事帰りに寄った本屋でたまたま見つけて買って帰った「黒祠の島」を、 通勤の行き帰りで読んでます。
やっぱ小野不由美、良いなぁ。
屍鬼」もそうだけど、 この人の書く、閉鎖的な集落の何とも言えない嫌な雰囲気がたまらないですね。

まだ途中までしか読んでないけど、「SIREN」は、 「屍鬼」だけじゃなくて「黒祠の島」からもだいぶ影響を受けてるっぽいのかな。
まあ「閉鎖的な集落に宗教的・政治的圧力で君臨する有力者一族と、その禁忌」というモチーフは王道ですけど。
「SIREN」やる前にこっちも読んでたら、もっと楽しかったかもしれない。

 

読了後

黒祠の島」読了。
かなり面白かった。
けど、クライマックスがちょっとなぁ......。
浅緋が登場するまでは、「実際に現実にあってもギリギリ納得できる」というボーダーライン上で、 嫌な感じの異質な世界が描かれていたのに、浅緋の登場であっさりそのボーダーを越えちゃったという印象。
文学的な雰囲気が、一気に漫画的になったというか。
屍鬼」の場合は、 文庫本で5冊にも渡るボリュームの中で、ゆっくりじわじわとそのボーダーを越えて行ったので、 比較的違和感なく受け止めることができたんですが、「黒祠の島」はその辺りが強引過ぎた感じでしょうか。
惜しいなぁ......。けど中盤まではほんとに雰囲気が秀逸でした。
ミステリーとして読んだ場合は、どうなんでしょうね。もともとあまりミステリーは読まない人なので何とも。

Twitterつぶやく

Twitter始めました。Followはお気軽にどうぞ。

関連するブログ記事
スポンサード リンク
カテゴリー
ミステリ/推理小説
タグ
SIREN | ミステリ | 小野不由美 | 屍鬼 | 推理小説 | 黒祠の島
現在位置
TOP > 読書 > ミステリ/推理小説 > 「黒祠の島」 - 小野不由美
前のブログ記事
異国の街で [2009年3月18日 23:05]
次のブログ記事
結婚しました [2009年3月23日 23:30]

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント(0)

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

 

このブログについて

阿部辰也

Webコンサルタントやシステムエンジニア、執筆業などをやっている、グッドホープ代表・阿部辰也のブログです。
Web技術系のTipsから仕事の話、趣味の話まで色々と。
人生は所詮生まれてから死ぬまでの壮大な暇つぶし。
だったら有意義に暇をつぶして生きましょー。

Twitter: @t_abe
読書メーター: ID:t-abe

このブログのサイトマップ
このブログのはてなブックマーク数

Feed/RSS購読

タグクラウド

最近のトラックバック

阿部辰也の著書

77のキーワードで知る インターネットで稼ぐ 図解 ブログ・メルマガ・Webサイト構築の基本

77のキーワードで知る インターネットで稼ぐ 図解 ブログ・メルマガ・Webサイト構築の基本

頑張って書いたのに、出版後すぐに出版社が倒産して印税も貰えずじまいで俺涙目(笑)。

Powered by Movable Type 4.261

スポンサード リンク

はてなブックマーク



あわせて読みたい

t-abeの今読んでる本

t-abeの最近読んだ本

t-abeの今やってるゲーム

t-abeの最近やったゲーム