2011年2~3月の読了本まとめ
2011年4月 5日 12:03
![]() 生命と非生命のあいだ |
ピーター・D・ウォード著。 先日のNASAによる、砒素を取り込むDNAを持つ可能性のある生物の発見を受けて、宇宙生物学にちょっと興味が沸いたので読んでみた。 誤植が多いのが気になったけど、あまりにフィクション的でない、現実味を帯びた地球外生命というものはどんなものか、ということを知る入門として良かったと思う。 自分に化学方面の知識がもうちょっとまともにあれば、もっとちゃんと理解できたかな......。 2月10日読了。 |
| 福井県立恐竜博物館 | 福井県立恐竜博物館の展示解説。じっくり見て回ったあとの復習にピッタリ。 2月16日読了。 |
![]() 恐竜絶滅 |
NHK「ポスト恐竜」プロジェクト著。 内容的にさほど目新しくはなかったけど、紀行文的な構成で、哺乳類の誕生から恐竜の絶滅、有袋類と有胎盤類との比較、霊長類からのヒトの誕生と、丁寧にまとめられていて良かった。 TV番組の方を観れていないので、非常に観たいと思わせられた。 2月23日読了。 |
辺境生物探訪記 |
長沼毅、藤崎慎吾著。 宇宙生物学に興味が沸いてきたので『生命と非生命のあいだ』に続いて読んでみた本。 極地や深海、砂漠などの辺境に住む微生物の研究の様子がありありと伝わってくる対談集。 門外漢には結構難しい内容なんだけど、軽妙な対談形式のおかげで非常に読みやすかった。 とりあえず火星あたりには微生物は普通にいるんじゃね?という気がしてきた! 3月9日読了。 |
![]() バースデイ |
鈴木光司著。 数年ぶりに何度目かの再読。 『リング』シリーズ三部作の蛇足、というイメージが強かったんだけど、改めて読んでみると、本作で綺麗に『リング』シリーズがまとまった、という印象に変わった。 三つの短編のうち、最初の二作がホラーテイストで、ラストが前向きな生の物語、というのも『リング』三部作の構成と同じ。 どの作品も、本編の裏側をいい感じに補完してくれていると思う。 3月11日読了。 |
![]() 探偵ガリレオ |
東野圭吾著。 『容疑者Xの献身』が面白かったのでこちらも読んでみた。 結構あっさりめな話が多かった印象。 科学トリックありきで作られてる話が多いと思いせいか、豆知識読本的に読んでた。 3月16日読了。 |
![]() グリーンワールド 上 |
ドゥーガル・ディクソン著。 何らかの理由で地球によく似た惑星に移住した一万人の人類から始まる、人類の歴史のやり直しと環境破壊の物語。 上巻で500年間の小さなエピソードを重ねていき、細かい伏線を散りばめ回収していく構成も楽しいし、『アフターマン』や『フューチャーイズワイルド』で発揮された説得力ある妄想力で描かれるグリーンワールドの生態系も非常に魅力的。 文明が発展してきて、下巻では魅力的な生物達がどうなっていくのか考えると悲しくなってくるけど続きが気になる。 3月20日読了。 |
![]() グリーンワールド 下 |
ドゥーガル・ディクソン著。 上下巻合わせて1,000年に渡る、テラフォーミングによる人類の歴史のやり直しと、環境破壊の物語。 非常にわかりやすい直球の問題提起なテーマだけど、序盤のグリーンワールドは想像力を刺激されて本当に魅力的だった。 関連していなさそうな各エピソードが、後で繋がっていくのも読んでいて楽しかった。 一から生態系を妄想するのは凄く大変だと思うけど、取り上げられる架空生物の種類がもうちょっと多かったらなあとも感じる。 3月22日読了。 |
宇宙生物学とかテラフォーミングとか、なんかそっち方面に興味が沸いてきた今日この頃。
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