技術資料

perlでハッシュをソートする方法—キー・値の順序指定と実践的な使い方

作成日:2010.07.20

perlで連想配列(ハッシュ)をキーや値でソートする方法をまとめました。コードを見ながら、シンプルなキーソートからカスタマイズ可能な値ソートまで、用途に応じたソート方法を解説します。

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perl でハッシュ(連想配列)のソートを行なう処理、今まで何度も何度も何度も何度も(ry 書いてきたのに、毎回忘れるんですよね。
どんだけ鳥頭なんだ、と。

というわけで、忘れても困らないようにここに書いておきます。

ハッシュのキーでソートする

ハッシュのキーでソートするのは簡単です。

sort keys %hash;

これでソートされたキーのリストが返ります。

foreach を使ってキー順にハッシュを処理したいなら、

foreach $key (sort keys %hash){
    print qq|Key: $key\n|;
    print qq|Value: $hash{$key}\n|;
}

こんな感じになります。

ハッシュの値でソートする

ハッシュの値でソートする場合は、以下のようになります。

sort {$hash{$a} <=> $hash{$b}} keys %hash;

これで、値でソートされたハッシュのキーのリストが返ります。

foreach を使って値の順にハッシュを処理したい場合は、

foreach $key (sort {$hash{$a} <=> $hash{$b}} keys %hash){
    print qq|Key: $key\n|;
    print qq|Value: $hash{$key}\n|;
}

こんな感じです。

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この記事を書いた人

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