技術資料

PHPで簡単にファイルのMIME-Typeを判別してダウンロード処理を実装する方法

作成日:2007.11.21

PHP

PHPを使って、ダウンロードするファイルのMIME-Typeを簡単に判別する方法を紹介します。mime_content_type()関数を使ったシンプルな実装で、異なるファイルタイプのダウンロードスクリプトを効率的に作成する方法を解説。特定のファイルをダウンロードさせる際、MIME-Type判別の重要性とその活用方法についても触れます。

error この記事は最終更新日から18年以上が経過しています。

相変わらず、perlやPHPでファイルのダウンロード確認ダイアログを表示させる方法と、その関連記事であるperl の CGI や PHP でよく出力する Content-type ヘッダ一覧 (MIME-type)へのアクセスが、うちのブログでは毎日アクセス上位2位を占めているので、さらに補完エントリーを書いてみます。

ファイルをダウンロードさせるスクリプトを書く際に、最初からそのファイルの MIME-Type が解っている場合は良いのですが、色んな種類のファイルをひとつのスクリプトでダウンロードさせる場合には、各ファイル個別に MIME-Type を判別して、Content-type ヘッダとして出力する必要があります。

perl の場合は多分、自分で MIME-Type 判別用の関数を作るとか、何らかのモジュールを使うとか、perl スクリプトから file コマンドとかそれに類する UNIX コマンドを呼び出すとかしないと無理なんじゃないかと思うんですが、PHP の場合は非常に簡単で、mime_content_type() という関数一つで事足りるようです。

// MIME-Typeを判別したいファイル
$source = '/home/tatsuya/data/img/00003.jpg';

// MIME-Type を判別
$mime_type = mime_content_type($source);

これで、「$mime_type」に、指定したファイルの MIME-Type が代入されます。

なので、perlやPHPでファイルのダウンロード確認ダイアログを表示させる方法で書いたようなダウンロードスクリプトを書く場合には、

// ダウンロードさせる元ファイル
$source = '/home/tatsuya/data/img/00004.jpg';
// MIME-Type を判別
$mime_type = mime_content_type($source);
// 保存時のファイル名
$filename = 'kagaminerin.jpg';

// HTTP ヘッダ送信
header("Content-type: {$mime_type}");
header("Content-Disposition: attachment; filename=\"{$filename}\"");
// ファイルを読み込んで出力
readfile($source);

こんな感じになります。

後は、GET や POST で受け取った値を元に $source や $filename を変える処理を事前に作っておけばOKでしょう。

mime_content_type() 関数についての注意事項

PHP マニュアルの mime_content_type の項目を見ると、以下のように書いてあります。

この関数は非推奨です。PECL 拡張モジュール Fileinfo が、同等の機能 (それ以上のもの) をもっときれいな方法で提供しています。

ですので、PECL 拡張モジュールをインストールできる権限がある場合や、既にサーバーに Fileinfo 拡張モジュールが入っている場合は、この finfo_file 関数を使って MIME-Type を判別した方が良いかと思います。

この記事を書いた人

※上が私です。

奈良市を拠点に、27年以上の経験を持つフリーランスWebエンジニア、阿部辰也です。

これまで、ECサイトのバックエンド開発や業務効率化システム、公共施設の予約システムなど、多彩なプロジェクトを手がけ、企業様や制作会社様のパートナーとして信頼を築いてまいりました。

【制作会社・企業様向けサポート】
  • 専任エンジニアのいない企業様に対するシステム面の不安を解消
  • 柔軟な契約形態や短納期での対応により、急なニーズにも迅速にサポート
  • システムの企画段階から運用まで、ワンストップでのサービスを提供

Webシステムの開発やサイト改善でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。小さな疑問から大規模プロジェクトまで、最適なご提案を心を込めてさせていただきます。

ぜひ、プロフィールやWeb制作会社様向け業務案内、一般企業様向け業務案内もご覧くださいね。

Laravelのコードレビューで遅いSQLの候補を洗い出す

2026.10.02

Laravelのコードレビューで、ループ内のDBアクセスやEloquentのN+1、大量取得、検索条件とインデックスなど、性能問題につながりやすい箇所を候補として洗い出します。Laravelで発行SQLと実行時間を確認し、MySQLのEXPLAINや実データに近い環境での計測へつなげる方法を紹介します。コードレビューだけではSQLの実行時間を断定できない点も説明します。

Laravel MySQL PHP

Windows 11でDocker Composeを使ってLaravel環境を作る:Container・Volume・Networkの基本

2026.10.01

Windows 11のDocker Desktop上に、DockerfileとDocker Composeを使ってLaravel・PHP・MySQL・Mailpitの開発環境を構築します。ImageとContainerの関係、Bind MountとNamed Volumeによるデータの保存、ポート公開とContainer間通信の違いを実例で確認。LaravelからMySQLへ接続するときに、localhostではなくService名を使う理由も説明します。

Docker Laravel PHP

PHPでYAML設定を検証する:symfony/yamlとopis/json-schemaの使い方

2026.09.30

symfony/yamlでYAMLを読み込み、opis/json-schemaで必須項目や型、許可する値を検証する方法を紹介します。YAMLのマップをstdClassとして扱う方法や、空のobjectとarrayの違い、信頼できないYAMLを扱う際の注意点も解説します。

PHP YAML

PHPの正規表現で日本語・改行を扱う:u・m・s修飾子の違い

2026.09.29

PHPの正規表現で日本語や複数行テキストを扱う際の、u・m・s修飾子の違いを解説します。Unicode文字クラスと全角数字、CRLFの行末処理、\A・\zの使い方、Unicode正規化との違いを、PHP 8.3.15・PCRE2 10.42で確認したコード例とともに紹介します。

PHP 正規表現

阿部辰也へのお仕事の依頼・お問い合わせ

軽いご相談もお気軽にどうぞ!

個人情報の取り扱いについて *必須 プライバシーポリシーをご確認いただき、同意いただける場合は「同意する」にチェックをしてください。

keyboard_double_arrow_up
TOP